発達障害×ギフティッドの2E育児。親子で無理しない子育ての工夫

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苦手な音がある。聴覚過敏の子供はイヤーマフがあると安心できる

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我が家の息子は、聴覚過敏があります。

 

イヤーマフを使い始める前は、雷や映画館などの大きな音がする場所では、両手で耳を塞いだり、逃げ出すこともありました。

 

そんな息子は去年からイヤーマフを使い始め、今では雷が鳴ってもイヤーマフを急いで探して耳につけると安心できるのか、大きなパニックを起こすことがなくなりました

 

苦手な音を少し遮断してあげるだけで、本人は安心できるようです。

 

 

※このブログは、フツーの主婦が個人的に考えたことを書いています。ご了承の上、どうか温かい目でお読みください。

※はじめてお読みになる方は、まずこちらをお読みください。

【もくじ】
  1. 雷を極端に怖がる我が子
  2. 1つ目のイヤーマフ選びは失敗
  3. 2つ目で良品に出会う
  4. 学校でイヤーマフを使う場合のポイント
  5. まとめ

 

1. 雷を極端に怖がる我が子

 

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小さい頃はそこまで怖がらなかった雷ですが、年長くらいから極端に雷を怖がるようになった息子。

 

雷の音や稲妻が光ると、頭から布団をかぶり、私にピッタリくっつくようになりました。

 

その頃、私はまだ「聴覚過敏」という言葉を知らなかったので、「大丈夫だよ~」と慰めつつも、(どうしてそこまで怖がるかな?)と心の中で思っていました。

 

その後 小学校に入学し、担任の先生の怒鳴り声に反応したり、教室に居ることが苦痛になった息子を見て、何か良い方法はないか一人ネットサーフィンをする中で、イヤーマフに出会いました。

 

息子に聴覚過敏があることは知らなかったけれど、耳を覆うことで嫌な音を少しでも遮断したり、学校などで必要以上に話しかけないでもらいたいときにイヤーマフをすることで、本人の安心材料の一つになればと思い購入しました。

 

 

 

2. 1つ目のイヤーマフ選びは失敗

 

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初めてのイヤーマフはネットで買ったのですが、正直失敗でした。

 

「イヤーマフならどれも大体同じかな」と思い、とりあえず子供用と書いてあるものを購入したのですが、締め付けが強くて長時間使うと耳が痛くなったり、そもそも息子の腕力ではイヤーマフを開くこと自体が難しいものだったりして、あまり活躍しませんでした。

 

一口にイヤーマフと言っても、サイズ感、使用感って大事でした・・・。

 

 

3. 2つ目で良品に出会う

 

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1つ目のイヤーマフが使い物にならなかったので(笑)別のイヤーマフを購入することにしました。

 

今度もやはりネットで検索。(そもそもイヤーマフってどこのお店に行けば買えるのでしょう?・・・やはりネットが便利です。)

 

今回は しっかり購入者レビューを参考に、息子と同じくらいの年齢の子供が使ってみての感想を中心にチェックしました。

 

その甲斐あってか、今度のイヤーマフは使い心地が良さそうで、息子一人でも開け閉めができ、長時間使っていても耳が痛くならないものでした。

 

現在では色違いを買って、一つは自宅用、もう一つは学校用置きイヤーマフ)として使っています。

 

ちなみに、2回目に買った使い心地が良いイヤーマフはこちらです。↓↓↓

(写真の出典:楽天市場)
 

子供の力でも脱着できるくらいの締め付け感。

サイズも簡単に調整できるので便利です。

 

 

4. 学校でイヤーマフを使う場合のポイント

 

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イヤーマフを使い始めた当初の息子は、学校で「普通であること」をとても心がけていたので、他の子と違うもの(イヤーマフ)を持参することに抵抗がある様子でした。

 

それでも、家でイヤーマフを使ううちに、その便利さ(安心できる)ことに気づいたのか、お守り代わりにイヤーマフを持っていくようになりました。

 

その際、事前に担任の先生に「大きい音などが苦手なのでイヤーマフを持参します」と伝えておいたのと同時に、クラスメートにも事前に先生からひと言伝えておいてもらうようにしました。

 

本人にも、「クラスの子も君がイヤーマフ使うこと知ってるから、いつでも使って大丈夫だよ」と伝えておくことで、安心してイヤーマフを持参することができました。

 

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学校にイヤーマフを持参するときに、そのまま持っていってもいいのですが、クラスメート以外の子供が、音楽を聴くために持参してると勘違いしないために、イヤーマフ用のシールを貼りつけました。

 

こちらのサイトから無料でダウンロードできるので、使わせてもらいました。

「聴覚過敏保護シンボルマーク」

聴覚過敏保護シンボルマーク_無償公開データ

 

このマークをイヤーマフに貼っていると、学校以外の場所(映画館や電車内など)でも周囲の人の理解を得られやすいので、有難く使わせていただいてます。

 

 

5. まとめ

 

子供が過剰に嫌がる音があった場合、できるだけ その苦手な音を聞こえなくしてあげることで、本人が落ち着きやすくなると思います。

 

耳を塞ぐ、その場から離れるなども良いと思います。

 

でも、イヤーマフがあれば「お守り」のような感じで「何かあってもイヤーマフがあるから大丈夫」という安心感を持てるのではないかと、息子を見ていて感じます。

 

 

聴覚過敏」や「感覚過敏」という言葉は、まだ広く一般に知られていないと思いますが、これらの言葉が少しずつでも広まっていってくれるといいなと思っています。

 

《関連本》

感覚過敏のことを非常に分かりやすく書いている絵本です。

子供から大人までオススメです。

 

 

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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