発達障害×ギフティッドの2E育児。親子で無理しない子育ての工夫

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【繊細なHSPママへ】ストレスを減らす工夫②「子供をほめる」

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HSPの人(私も)は、周囲の人の感情を敏感に感じ取り、つい反応してしまう傾向があると言われています。(もちろん、個人差はありますが)

 

子育てにおいても、子供が悲しそうにしていたり癇癪を起すと、「そのくらい大丈夫よ!」とドーンと構えているよりも、共感して悲しい気持ちになったり、イライラしてきたり、もしくは途方に暮れたりして、感情を引きずられてしまうこと、ありませんか?

 

私の場合、息子がイライラし始めたり癇癪を起こし始めると、スルーすることは相当意識しないと難しく、同じようにイライラしたり、「またか・・」と血の気が引いてきたり、子供の感情によって、自分の気持ちが左右されやすくなります

 

これが毎日だと、

正直、疲れますよね・・・(^^;)

 

そんな私が実践してみて、少しずつですが効果を体感しているストレスを減らす工夫(第2弾)を少しご紹介したいと思います。

 

関連記事:

asdchild.hatenablog.com

 

※このブログは、フツーの主婦が個人的に考えたことを書いています。ご了承の上、どうか温かい目でお読みください。

※はじめてお読みになる方は、まずこちらをお読みください。

【もくじ】

  1.  子供をほめる
  2.  完璧を目指さない!
  3.  自分もほめる

 

1. 子供をほめる

 

少し前から、息子が通っている病院でペアレントトレーニング(ペアトレ)を受けています。(予約をしてから3ヶ月ほど待ち、ようやく受講開始になりました)

 

ペアトレとは、簡単に言うと、子供の自己肯定感を高めると同時に、親の指示が子供に入りやすくなる子育てのコツを学ぶものです。

 

私が習っているペアトレは、認知行動療法を用いた方法で、子供の行動を①望ましい行動、②望ましくない行動、③危険・許しがたい行動の3つに分類します。

 

そして、目の前にいる子供が、今①~③のどの状態にいるかで対応を変えるのですが、いずれにしても少しでも①の望ましい行動が見えたら「ほめる」、それがペアトレの基本だそうです。

 

ペアトレは、病院や地域の教育センターなどで受けられるようで、こちらの、リタリコ発達ナビに費用を含め、分かりやすい説明が載っていたのでリンクを貼っておきます。

↓↓↓

h-navi.jp

 

※最近は、対面だけでなくオンラインのペアトレもあるかと思いますが、選ぶときのポイントは、月1よりも出来れば毎週もしくは隔週で相談できる施設のほうが良いと思います。

子育ての悩みは1か月近く間をあけると、自分のテンションが下がったり、ペアトレ自体が面倒になったりしてきます。毎週だと通うのは面倒だけど、悩みが出ても「こんな時どうしたらいいか来週聞いてみよう!」とか、「イライラするけど今週乗り切れば来週話を聞いてもらえる!」など、自分の気持ちをあまり下げずにいられると私は感じています。(あくまでも私の意見ですが・・)

 

 

さて。

そのペアトレの中で私が特に効果を感じた+楽に実行できるのが子供をほめることです。

 

他にも、スルーする、指示だし等々、ペアトレの中には子供との色々な関わり方があるのですが、”子供も嬉しい、自分にも負担が無い「ほめ」”が一番やりやすかったです。

 

「ほめる」はペアトレの基本でもあり、最終的には全ての行動をこの「ほめ」に繋げるように関わっていくそうなのですが、ポイントは、「やったね!」「できたね!」「ありがとう!」などの言葉の他に、笑顔でほほ笑む、ハイタッチ、ボディタッチなどの肯定的な関わりも全て「ほめ」に当てはまるそうです。

 

ティッシュをゴミ箱に捨ててくれたら

「助かる~ありがとう~」

 

大人しくゲームをしていたら

「ゲームいい感じ?」と優しくにこやかに聞いてみる

 

何かにイライラしてても癇癪を起こさす我慢出来ていたら

そっと優しく肩に触れてあげる OR 話題を変えてあげる

 

など。

 

「ほめる」

子供に「あなたに興味・関心をもってるよ~」と言葉や態度で伝えることだそうです。

 

※上記はペアトレのほんの一部分です。Amazonなどでもペアトレの本が色々と売られているようなので、気になる方は調べてみてくださいね。

 

2. 完璧を目指さない

 

実際に実行してみて最初に体感したのは、子供が荒れにくくなった(穏やかになってきた)ことでした。

 

次に感じたのは、指示が子供に入りやすくなったことです。

 

おそらく「ほめ」によって、今までよりも息子が「お母さんは自分に興味を持ってくれている」と感じるようになってきたからだと思います。

 

 

ただ、ここで注意したいのは(HSPのお母さんが)がんばりすぎないことです。

 

ついつい、「子供の良い部分を見逃さないようにしなきゃ!」「怒らないようにしよう!」など、子供のために出来る限りのことをしてあげたい気持ちから、無意識のうちに完璧を目指してしまう人もいるかと思いますが(←私のことです(^^;))それをすると疲れます。出来なかったとき(怒鳴ってしまった時とか)自己嫌悪になります

 

もしそうなったら(そうなることは自然なのでOK)一度立ち止まって、「あれ?私いま完璧主義ちゃんが出てた?」とか「べき子ちゃん(”~するべき”のべき子)現れた??」と自分の心の声を聞いてあげたらいいと思います。

 

子供が8歳なら、親も「親歴たった8年」なので、子供と一緒に成長していけばいいかな、と最近は思うようにしています。

 

 

3. 自分もほめる

 

子供をほめたら、ぜひぜひお母さん自身のことも一緒に(心の中でいいので)ほめてあげてください

 

子供の「当たり前だけど出来た行動」をほめるのと同時に、自分の「当たり前だけど出来た行動」をほめることで、きっと「実は私、こんなに色んなことをしていたんだ!」という発見と自信に繋がると思います。

 

子育てにおいて(子育て以外でも)ストレスを減らすことを意識するのも大事ですが、お母さん自身が嬉しいこと・楽しいことを増やすことで、自然とストレスが減ることもあると思います。(子供の荒れや家事などで何も出来ない日があっても、それはそれでまたOKだと思います。出来るときに、出来ることから始めればいいと思うのです)

 

私もまだまだ日々模索中ですが、親も子も無理しすぎないで毎日を過ごせたらいいですね。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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