小学校6年間ホームスクールをやってみた感想

先月、小学校を無事に卒業した我が家の息子。
小1の途中から学校に通えなくなり、結果的にそのまま小6の最後までホームスクールを続けることになった我が家。母親として、6年間伴走を続けてみて感じたことなどを記録に残しておこうと思います。
※このブログは、フツーの主婦が個人的に考えたことを書いています。ご了承の上、どうか温かい目でお読みください。
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小6、2学期まで終えて思うこと(生活・学習・友達関係)

早いもので小1の2学期から始まった不登校(ホームスクール)も 丸5年が経ちました。低学年の頃は「情報が無い」「先輩(見本)がいない」という状況の中で、親子共々 試行錯誤の日々でしたが、最近では 私も息子も精神的に安定し、比較的落ち着いた日々を送ることが出来ています。
小6の2学期までを終えて感じた「生活面」「学習面」「友達関係」について書いてみようと思います。
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1. 生活面について思うこと
2. 学習面について思うこと
3. 友達関係について思うこと
1. 生活面について思うこと
低学年の頃は、親子で「学校での生活リズムと大きく変えたくない」という気持ちが強かったため、生活面では1日1回は外に出る、体を動かす、自宅用の時間割を作ってみるなど「学校生活」を意識した生活を送っていたように思います。
不登校になってすぐの頃は 見本や情報があまりなかったため、かなり試行錯誤しながら色々な方法を試しました。
それから、低学年の頃は 本人に「これが好き!」という目立った趣味があまりなかったため、ストレスの発散方法が見つからず、母親である私に怒りをぶつける場面が多々ありました。
しかし中学年になると、ホームスクールにだいぶ慣れてきたこと、息子自身が物語を作ったり創作活動をするようになったこと&ゲーム相手が出来たこと(趣味がみつかった)、通級のグループ活動が楽しくなったこと、学校に行かなくても 家での時間が充実したものになってきたことなどから、息子の自己肯定感が上がってきたと感じました。
家庭内で過ごす時間を充実させる(楽しい時間にする)というのは、子供の自己肯定感を上げるために大事なことだと思っています。そのためには、ゲームでもYouTubeでもいいので「本人が好きなことをさせる」というのは大事だと思います。(※ゲームや動画をどの程度させるかは様々な意見があると思いますが・・)
※ご参考までに、スタンフォード・オンラインハイスクールの校長をされている星友啓さんの著書『なぜゲームをすると頭が良くなるのか』PHP新書 は、ゲームに関する興味深い内容が書かれていましたので、ご興味のある方はぜひ読んでみてください☆
我が家では、これまでゲームや動画のことで何度も揉めてきましたが、そのたびに「家族会議」を開いて、息子はどうしたいと思っているのか、親としてはどうしてほしいと思っているのか、お互いどこまで譲れるか、妥協点は何か、など話し合いを繰り返してきました。
「家族会議なんて面倒くさい!」と思われる方もいらっしゃると思いますが、大人社会でも「会議」や「ディスカッション」など、同じような場面に出くわすことは多いと思います。
一方的に自分の話ばかり押し付けてしまわないように、また 我慢ばかりすることがないように、子供のうちから家庭内で話し合いをする練習をしておいても無駄ではないかなと思います。
その甲斐あってか(?)高学年になった今、お友達とのやり取りや、親との交渉が、以前よりも上手になったと感じています。
自分がどんな気持ちか、どうしたいと思っているかを言えることは、自己理解にも繋がっている気がしますし、また 相手の意見を聞けることは良好な人間関係を築く上で大事なことだと思うので、試行錯誤しながらでも家族会議を続けてきて良かったと実感しています。
また、高学年になってからは、私たち親子の中では「学校は行きたければ行けばいい、でも行きたくなければ行かなくていい場所」という100%自由な位置付けになったので、とてもリラックスした状態で過ごせるようになりました。
↑このように書くと、学校に対して批判的と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、そうではなくて、「行きたい子・行ける子は行けばいい、でも行きたくない・行けない子を無理やり通わせる必要はないと思う」というのが私のスタンスです。
なぜなら、小1の頃 学校へお迎えに行ったときに見た「強張った顔をしている息子の姿」を今でも忘れることができないからです。私が決めた事は、我が子に合わない環境に居させることはしない、ただそれだけです。
逆に同じ学校内でも通級は息子に合う環境なので休まず通えています。「環境に子供を合わせるのではなく、子供に合った環境を用意する」それが子育てをする上で、私が一番意識していることです。
2. 学習面について思うこと
息子の場合、入学前から勉強(教科学習)に興味があったため、低学年の時は学習面で困ることは あまりありませんでした。ところが、1.2年生の頃は自己肯定感が下がって荒れ気味だったため、毎日一定量の学習をすることが難しい時もあり、その後3.4年生になってから その影響が出てきます。
そうです、中学年で「勉強嫌い」になるのです。(涙)
そうは言っても、子供の様子をよーーく観察してみると発見もあり、息子の場合 ゲームの攻略法を知りたいときはYouTubeを使って自分で調べるのです。
例えば、その頃ハマった歴史ゲーム(昔のゲーム)の攻略法を調べるために、ブックオフで攻略本を数冊買い(古すぎてYouTubeに有益な情報が無かったため)隅から隅まで読み込んで、勝つための戦略を練っていました。
そんな姿を見て「これも立派な学習だわ」と思ってから、ゲームの時間について以前のように細かく言うのをやめました。
「勉強」は、いわゆる教科学習だけではなく、日常生活のあらゆる事が学び(学習)になると思うので、多少 国語や算数が出来ない時期があったとしても、後で取り戻すことは可能だと思ったからです。
紆余曲折ありましたが、高学年になった今では 通信教育を平日は毎日学習をしています。苦手な漢字については、学年を遡って ネットのフリー素材を活用したり、私がノートに苦手な漢字の問題を作って、それを息子が覚えるようにしています。(本人からの希望)
6年間の学習を通して感じることは、「無理やり勉強をさせる必要はない。でもゼロにしてしまうこともない」ということです。
不登校になると、きっと勉強が出来ない時期があると思いますが、自己肯定感が下がっているタイミングで無理に勉強をさせる必要はないと思います。ただ、だからと言ってゼロにしてしまう必要もないと思うので、クイズや学年を下げたもの(子供が楽勝で解ける問題)など、子供が「簡単じゃん♪」「これなら出来る」と思えるレベルから少量ずつ学習をスタートするのが良いのではないかと思います。
私がこの6年間の学習面について特に意識していたのは、「勉強嫌いにさせない」と「学習習慣をつける」の2点です。
もし、不登校のお子さんが勉強しないことで困っていらっしゃる親御さんがいたら、ぜひハードルを下げて、子供が楽しい(楽勝♪)と思える問題を少量ずつ、継続して出してあげてみてください。でもお子さんも親御さんも、決して無理はせずに♥
出来るときに出来る量を、で大丈夫です。
3. 友達関係について思うこと
低学年のときは、同世代のお友達は ほぼゼロでした。
実際は、幼稚園の時のお友達から遊びに誘われることもありましたが、本人があまり友達の必要性を感じていないようだったのと、お友達との共通の話題が無かったため、断ることがほとんどでした。
中学年になると、通級のグループ活動で同学年の子と活動する場があったため、「同い年の友達と話すことは楽しい」という気持ちが本人の中で芽生えた時期だと思います。
学校以外では、家庭教師(大学生)に来てもらっていた時期でもあり、彼には息子のゲーム相手にもなってもらっていたので「共通の趣味がある相手は話しやすい」ということも学ばせてもらった時期でもあります。
それらの経験の元に、高学年になると ふとしたキッカケから 同世代のお友達と一緒にゲームをして遊ぶようになりました。最初のうちは人と長時間一緒にいることに緊張をするため、長くて2時間しか遊べませんでしたが、今では倍以上の時間一緒に居られるようになり、成長を感じています。
特性があるので、お友達とのやり取りを見ていて、時々「ん?」と思うこともありますが、今遊んでいるお友達は幼稚園の頃からの仲なので、フォローしなければいけない場面では親同士で連絡を取り合うようにしています。
早く子供を自立させることよりも、子供が安心して自分から巣立っていくことが出来るように必要なサポートは惜しみなく提供するつもりです。
「北風と太陽」のお話に出てくる「太陽」を目標に、子供が自分から親元を離れていく日まで、愛情をいっぱい注ぎたいと思っています。(^^)
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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IQよりも大事なこと

先日、5年ぶりに受けた息子のWISK検査の結果を受け取りました。
結論から言うと、FSIQが前回よりも下がっていて「今までマイルドリーギフティッドだと思っていたけれど、もしかしてギフティッドではないのかもしれない?」と思うような内容でした。
ただ、これまでの息子の成長ぶりを見ていると、IQが高くても低くても 我が子が笑顔でいられれば どっちでもいいかな というのが 今の私の正直な気持ちです。
(私もこの5年間色々と勉強したので、少しおおらかになりました!笑)
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【もくじ】
1. 5年前と今の息子(比較)
2. 親の私にできること
1. 5年前と今の息子(比較)
幼稚園時代の息子の様子については、以前もこのブログでも少し書きましたが、学ぶこと、いわゆる教科学習が好きでドリルなどを自主的に取り組んでいました。
詳しく知りたい方は こちらの記事をご覧ください↓↓↓
その流れで、小1初期の彼は学ぶことが好き、文字を丁寧に書くことが好き(キレイに書いて褒められるのが嬉しい)という時期でした。
コロナが流行りはじめた年だったこともあり、最初は自宅待機、短縮登校などで 学校に居る時間が非常に少なかったため、わりと落ち着いた環境で過ごすことが出来ていたように思います。
しかし、徐々に学校の滞在時間が増えていくと、担任の先生の態度や言葉の強さにストレスを感じるようになり、また感覚過敏の特性などもあり、次第に元気とやる気がなくなっていき、心が弱っていきました。そして、抱えきれないほどのストレスから 自宅では暴言、暴力も出てきました。学校のルールに必死に順応しようとしていたのだと思います。
この頃受けたWISKでは、マイルドリーギフティッドでは?と思うような数値と特性が出ていて、また息子の様子を見ていた習い事の先生(海外の教育事情にも詳しい方)などからも、「2Eっぽいですよね」とのご意見をいただいたのと、私自身も本で色々調べていたことがほぼ当てはまったので、ずっと「そうかも」思っていました。
・・・・・・・・・・・・・・・・
時を経て、現在(小6)の息子の様子は、
”優等生”を演じていた小1とは 真逆の状態な気がします。笑
教科学習は出来ればやりたくない(歴史以外)、字は雑でも読めればOK、通級でも とっても自由。
でも!
学ぶこと・知ることは相変わらず好きだし、通級ではアイデアをいっぱい出してるようだし、同世代との関わりは以前より上手になってきたし、何より今の方がよく笑っている!
そんな息子の様子を見ていたら、WISKの数値が下がっていようが上がっていようが、どちらでもいいかなという気がしたのです。
これまでの私は、学校や周囲の大人に伝えるときに より具体的な「診断名」などがあったほうが伝わりやすいのでは?と思っていたので 発達障害やギフティッドに関して物凄く調べた時期もありましたが、
不登校の5年間を通して学んだことは、結局「伝わる人には伝わるけど、伝わらない人には どれだけ言っても伝わらない」ということです。(^^;)
これは恐らく誰にでも言えることで、
例えば私自身も 自分が興味のない分野の話をいくら熱心に話されても頭に入ってこないのと一緒で、人は 本人が関心のない分野、必要としていない情報は、いくら熱弁されても頭の中にとどまらないのだと思います。(だから、「いくら話しても理解してくれない!」という人がいても、あなたのせいではないですからね!)
それでも「伝えたい!」と頑張るか、「仕方ないよね」と諦めるかは自分で決めるしかないのですが・・・ちなみに私は、不登校初期は「頑張るぞ!」と一生懸命でしたが、次第に「一応言ってみたけど無理なら仕方ないね・・」に切り替えました。笑(年齢とともに体力も気力も落ちてきますよね・・・え、私だけ?)
2. 親の私にできること
前回のブログに書いたことと重複しそうですが、
今の私は 子供が「幸せそうにしている」「笑っている」顔をみることが出来たら、それが自分にとって一番嬉しいことなのかなと思っています。
前回の記事↓↓↓
小1の頃の息子が 頑張って「脱・お利口さん」をしてくれたお陰で、
途中では色々ありましたが、今では 息子との信頼関係がしっかり築け、お互いに程よい距離の取り方がつかめるようになってきたと思います。
自分で言うのも何ですが、元々そこそこ子供に甘い、寄り添うタイプの親なので(笑)不登校になりかけの時期も本人の話は割りと聞く方だったと思います。それでも、一方で親として「少しでも登校させたほうがいいかも」とか「最低限の勉強はさせておかないと!」という焦りは当然あり、揉めることもありました。
でも、そんな時期を経て(あとで周囲の人に聞いたら「誰もが通る道」だそうです。ホッ)いま思うことは、無駄なことは何一つなかったです。
いい思い出も、嫌な思い出も、全て込みで今の自分を作っていると思うのです。
息子が不登校になったお陰で、
息子に特性があったお陰で、
息子に感覚過敏があるお陰で、
いまの私がいるのです。
そんな私にできることは、
息子が「笑顔になれること」を応援すること。
それに尽きると思います。
(ただし、思春期なので出しゃばらず、母の出番は控えめにします・・・笑)
必要な方に読んでいただけたら嬉しいです(^^)
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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私が いま大切にしたいこと(小5・2学期まで終えて)

これまで投稿した記事を読んでいて色々思う事があったので、記録に残しておこうと思いました。
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【もくじ】
1. 学校に対しての気持ちの変化
2. 勉強に対しての気持ちの変化
3. いま大事にしたいこと
1. 学校に対しての気持ちの変化
私がこのブログを書き始めたのは、当時小学校1年生だった息子が徐々に学校に行けなくなり、自宅でホームスクールをする覚悟を決めて動き始めた2021年2月からでした。
低学年の頃は、学校(クラス)に通わないとしても、できるだけ学校側に我が家の状況を理解してもらいたいという想いがあったので、資料を作って渡したり、毎週宿題を取りに行って担任の先生と話したり、出来る限り学校との繋がりを持てるように努力してきたように思います。
また子供自身も、数ヶ月間学校に通っていた経験から、「他の子と同じようにやりたい」「クラスの子と同じように勉強がしたい」という気持ちが今より強かったように思います。
しかし、毎年春を迎える度に新しい担任の先生に変わり、担任の方針、相性などが変化する中で、徐々に理解してもらえない相手には理解してもらわなくてもいいのかも、という気持ちになってきました。
その主な理由として・・・
●色々働きかけても学校側が大きく変わることはない
●担任によって当たりハズレがある
●話が通じない人が相手だと却ってイライラしてしまう
●我が子の事を真剣に考える人は結局親しかいない
などを、私が感じてきたからだと思います。
以前、不登校のお子さんを持つお母さんと話をした際「わかる!わかる!」と盛り上がった話題が「学校に行くと なぜか心が乱されるよね!」というものでした。
私も何度も感じたことがあり、でも自分だけなのかと思っていましたが、そうじゃないと知り、思わず「そう!そう!」と頷いてしまいました。
不登校のお子さんを持つ親は誰しも「このままでいいのかな?でも、うちの子にはこれでいいんだよね、きっと!」と日々葛藤しながら精神を保っている中、保護者会などで学校に行ってクラス活動の話を聞いたり、他の保護者から学校での様子を聞かされると、心が乱されるんですよね・・・すっごく分かります。
この5年間色々と試してみて私が思ったことは、
学校との関係作りでやったほうがいいと自分が思ったこと、自分がやりたいこと、また必要なことはやるけれど、自分と子供が負担になる場合は「やらない」という選択肢もありだということです。
どうか、親御さんとお子さんの無理のないような選択をしてくださいね♡
2. 勉強に対しての気持ちの変化
小1~小2くらいまでは割りと勉強(教科学習)が好きだった息子ですが、年齢が上がるのと共に変化が訪れます。(そうです。徐々に勉強を嫌いになっていくのです・・・涙)
低学年の頃は、学校の宿題はやったほうがいいかなと私自身も思っていましたし、息子自身も宿題はやりたい(他の子と同じようにしたい)気持ちがあったので、多少揉めることがあっても、割りと学校の勉強をしていたように思います。
ただ、元々一つのものをある程度やり終わると次のものへと興味の対象が移り変わるタイプだったので、幼稚園から始まった勉強ブームも低学年で終わったのかもしれません。(本当の理由は不明ですが・・・)
中学年になると、それまで継続していたチャレンジ小学生講座(1学年上)の教材から、もっとシンプルな教材に変えたい!とZ会(該当学年)に変更しました。
その頃から徐々に私との勉強を億劫がるようになってきていたので、気分を変えて家庭教師の大学生に1年ほど来てもらいました。この学生さんとは趣味が合い、良い刺激になったと思っています。
小5になった現在では、再び母である私が勉強を見ていますが、最近では いわゆる勉強(国語、算数、理科、社会、英語)は最低限でも良いかなと思うようになりました。学校の宿題なども、本人がやりたければやればいいし、やる気が無いなら最低限(「読み(読書)、書き(PC可)、そろばん(計算)」でもいいのではないかと思っています。(ご家庭ごとに教育方針が違うと思うので、これはあくまでも我が家の場合です)
こうした私の心境の変化のキッカケは、これまでの息子の様子をみていて、本人が「好きなこと」であれば、無理に勉強をさせなくても 沢山のことが学べると気づいたからです。
例えば歴史。小5ではまだ歴史の授業はありませんが、小3くらいから戦国武将が大好きになり、歴史の本(マンガ含む)や歴史ゲームを通して学び、私が知らないような細かい知識・裏情報まで色々と教えてくれる息子を見ていると、好きなことなら勝手に吸収できることを子供から教えてもらいました。
同じく小3の頃から物語を書いたり、漫画を描いたりし始め、出来上がった作品を色んな大人に見せてフィードバックをもらい、それを次回作の参考にして少しずつレベルアップしていく姿を見ていると、それもまた「学び」だなと感じています。
好きなことに集中している時、何かを創作している時は 本人はとても楽しそうであり、また幸せそうな顔をしています。そんな息子の顔は、小1の頃学校で見た息子の強張った顔を知っている私にとっては、何よりも嬉しいことで、絶対大切にしたい表情なのです。
3. いま大事にしたいこと
私が今一番大切にしたいことは、ただ一つ。
息子の「笑顔」と「笑い声」です。(・・2つでしたね)
不登校になってから5年間、これまで親としてどうしたらいいか 色々と考え、悩み、試し、落ち込み、でも立ち上がり、また挑戦し・・・色々な経験をしました。
勉強も 本当はもう少しやったらいいのにと思うこともあるし、学校だって 本人が行けるなら行ってくれたほうが親としては楽だけど、それによって今の息子の笑顔と笑い声が無くなるようであれば、それは息子に合ってない環境だということなので、無理する必要は無いと思っています。
今の息子は、家でも外でもよく笑い、「自分は人と少し違うけど、僕はこれでいいんだ!」という自信が少しずつ育ってきているのが分かります。
でもそれは、決して小さい頃からそうだったわけではなく、むしろ小さい時は「なんで僕はこうなっちゃうんだろう」「どうして他の人と違うんだろう」と悩んでいました。
そんな息子ですが、彼が不登校になってくれたおかげで、親である私も 彼が学校(教室での一斉授業)と合わないということに気づくことができたし、どうしたら彼に合う環境を作れるか本を読んだり考えることができたと思っています。
また息子自身も小さい頃から色々と葛藤があったと思いますが、今では自分自身の特性を受け入れつつ、好きなことを少しずつ見つけていき、本来の彼らしく生活することが出来ていると思います。
長くなってしまいましたが、そんな理由から私が絶対に守ってあげたいものは 息子の「笑顔」と「笑い声」なのです。
☆★☆★☆
このブログを読んで下さっている皆様は、きっと特性を持っているお子さんや不登校のお子さんの親御さんが多いかと思われます。
私もまだまだ日々試行錯誤、発展途上の身ですが、どうか親も子も頑張りすぎないでほしいと願っています。子育ては長期戦。たまには自分も子供も フッと肩の力を抜ける時間を作ったり、スイーツなどのご褒美などを用意したり、子供も自分も「がんばってるね!」「毎日生きてるだけで十分!!」と是非褒めてあげてください (^^)
毎日子育て 本当にお疲れ様です!!
たまには休みつつ、自分を褒めつつ、一緒に子育てしていきましょうね♡
2024年はこのブログが最後になると思いますので・・
ブログを読んで下さった方々 いつも本当にありがとうございます。
良いお年をお迎えください。
そして 来年もどうぞ宜しくお願いいたします。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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発達障害。将来への不安をちょっぴり軽くしてくれる本『発達障害大全』

これまで発達障害に関して色々な本を読んできましたが、去年の12月に出版された学習障害の息子さんをお持ちの黒坂真由子さん著『発達障害大全』(辞書並みに分厚い)は、将来の選択肢を増やしてくれる学びの多い本だったので少しご紹介したいと思います。
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【もくじ】
1. 「それ、知りたかった!」が詰まっている本
2. 将来への不安が軽減される
3. まとめ
1. 「それ、知りたかった!」が詰まっている本
まず本書の一番良いところは、複数の専門家や発達障害当事者(現在は大人)の方の声が載っているという点です。
普通の本は著者一人の意見を書いてあることが多いので 意見が偏ることもありますが、こちらの本は13人の専門家&当事者の方の言葉が載っています。著者も「あったらよかった一冊」になったと書いていらっしゃるように、色んな角度からの声が聴けるので 発達障害について多角的に考えることができます。
また、当事者の方々が 幼少期どんな経験をされてきたのが分かると同時に、特性のある子(無い子も)に怒鳴ることがどんな影響を与えるか、曖昧な指示では本人は理解できていないなど、子供への接し方について再度考えさせられました。
子育て本や発達障害の本にも同様のことが書いてあることが多いですが、こちらの本は一冊の中に色々な方の声が凝縮されているので、なんというか説得力がある気がします。
(これが当事者の親だけでなく、学校の先生など教育関係の仕事をしている方々にまで伝わってくれたらいいのになぁと思いますが。)
また、当事者の「こうしてほしかった」の声も参考になります。
2. 将来への不安が軽減される
もう一つ良かった点としては、発達障害の特性を持った人にはどんな仕事が向いているか、障害者手帳を持つとどうなるかなど、将来仕事をするにあたってのポイントなどが書いてあることです。
特性があっても 大学までは周囲のサポートがあってどうにかなる場合が多いようですが、その先の就職でつまづく人が多いようです。
そんな不安に対して、本書ではいくつかの選択肢やポイントを示してくれているので、将来への漠然とした不安を解消するのに役立つと思います。特性を持つお子さんの就職について悩まれている親御さんには特にお勧めです。
3. まとめ
色んな専門家の方が様々なことを書かれていましたが、私が一番良かったのは、
「発達障害は病気ではないので治すべきものではない」という内容の部分です。
なぜなら、「治さなきゃ!」「普通の枠に入れないと!」と思うから親も子も凄く苦しくなるけれど、治さなくていい、そのままでいい、となれば 少し気持ちが楽になりませんか?
普通の枠に入らないということは、もしかしたら”多数派”の人からしたら「ちょっとおかしい」と思う言動をしてしまうかもしれないけれど、だから「悪い」わけではなく、ただ「違う」だけ。社会のルールを守っている範囲のことであれば、少しくらいの変わった言動は「個性」として捉えたほうが、本人も親もイライラせずに居られるのかなと思いました。(そうは言っても親の立場からすれば 常識にとらわれる部分があるのも重々承知ですが、せめて・・せめて気持ちだけはそんな風に思いたい!!今日この頃デス・・・)
また、仕事の選択肢についての情報を知ることができたのも凄く良かったです。
息子は小5なので 実際に働くのはまだまだ先の話ですが、「知っている」と「知らない」のとでは安心感が全然違います。先のことだけど、いつかは来る未来。
「知る」ことで選択肢を増やすことは、親の心の安心にも繋がるので、発達障害を持つお子さんのことで悩まれている親御さんには 個人的にかなりオススメの一冊です!
(ただし、すごく分厚いので持ち運びには向きません。でも内容は濃いです!)
ここ数日 急に寒くなってきましたので皆様 暖かくしてお過ごしください。
特性のある子の子育ては、毎日ホントに色々あると思いますが(うちもそうです)どうかご自身のお身体 大切にしてくださいね♡
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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学校に行かないと社交性は育たないのか?

小1で不登校(ホームスクール)になった我が子。
不登校になって学校に行かなくなると、社交性が育たないのではないか?という疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私もそんな不安を少しだけ感じていた大人の一人です。
では、小5になった現在の息子の様子はどんなでしょうか・・・?
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1. 幼稚園までの息子の様子
2. 不登校(ホームスクール)になってからの様子
3. 現在(小5)の様子
1. 幼稚園までの息子の様子
以前の記事にも少し書きましたが、幼稚園の頃までは「親同士が友達だから」という理由で仲良くなるお友達がほとんどでした。
息子は人に興味はあるのですが、特に同世代の場合、どう関わっていいのか分からない、または今思えば 共通の趣味がないから一緒に遊ぶのが難しいなどの理由があったように思います。
逆に、大人は息子の話を聞いてくれたり配慮してくれるので、大人とは普通に関わっていました。私のママ友や、近所のおばちゃんや実家の母のお友達などとは割りと積極的に話すような子供でした。
2. 不登校(ホームスクール)になってからの様子
小学校に上がって不登校になってから、一時期同世代のお友達がゼロになったので、親としてはどうにかしてあげたい気持ちもありました。しかし、息子を見ていると本人が必要性を感じていないことと、今は時期ではないのかもという直感から、同世代にこだわる必要はないと腹を括りました。
そこで、小3の時は大学生の家庭教師(現在はやめてしまいましたが)に来てもらったり、実家の母のお友達にかわいがってもらったり、また週1の通級での先生やお友達とのやりとりなど、本人が安心できる場所や人とのやりとりをできるだけ増やすようにだけ心掛け、あとは流れに身を任せることに決めました。
3. 現在(小5)の様子
今年に入ってひょんなことから幼稚園時代のお友達とゲームをすることになり、そこから時々その子とウチで遊ぶようになりました。ちょうど息子が「一緒にゲームできる友達が欲しいな」と言ったのがキッカケです。
息子にとっては「今」が仲間づくりに適した時期だったのだと思います。また、最近では別のお友達ともゲームをするようになりました。私にはビックリの出来事であると同時に、とてもありがたく思っています。
ゲームという共通の趣味があることも、息子が楽しめる重要な要素だと感じています。共通の趣味があるというのは、大人でも仲良くなるキッカケになりますもんね。
また、最近は通級の先生に「●●君は人怖じしないですね」とか「世渡り上手になりそうですね」と言われました。
もしそう見えたのだとしたら、とても嬉しいことです。
そして、なぜそう思っていただけたのかな?と考えてみたのですが、きっと無理して学校(教室)に行かせようとせず息子が安心できる環境にだけ居させ、息子を受け入れてくれる人(大人)とだけ関わらせた結果なのかな、と思いました。
子供が不登校(ホームスクール)だと、何度も何度も悩んだり迷ったり葛藤と戦うことがあると思います。私も、これまで何度も「これでいいのかな?」「本当はこれは違うのかもしれない」と悩んできましたし、今も悩むことが色々あります。
でも、どんなことがあっても、その時々精一杯考えての結果であれば、結果がどうであれ後悔する必要はないと思っています。むしろ一生懸命考えた自分を褒めてあげてほしいです。
今現在 友達が一人もいなくても、子供が安心できる環境を与えてあげて、待って、待って、とにかく待って、本人にとっての「その時期」が来れば、きっと仲間が見つかると思うのです。この5年間の息子の様子を見ていて、そう感じたのでした。
私も時々揺らぎそうになりますが・・・
「子供を信じる心」を持ち続けていきたいと思っています。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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発達に特性がある子の子育て。「発信」してサポーターを増やす

我が子に発達の特性があると分かったとき、
あなたは そのことを周囲の人に話しますか?
それとも、聞かれるまで(もくしく聞かれても)隠しておきますか?
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- 病気で亡くなった父が最後に教えてくれたこと
- 診断名が付いたら人に伝えやすくなった
- 発達の特性は、発信したほうがサポートしてもらいやすい
- まとめ
1. 病気で亡くなった父が最後に教えてくれたこと
私の父は、息子が産まれて数か月後に病気で亡くなりました。
父は、病院で自分の余命宣告をされた時から「その日」のために備えて、自分が亡くなったあと家族が困らないように、通帳の場所や暗証番号をまとめたメモを作ることを 淡々と始めました。
と同時に、まだ外に出るだけの体力があったときは、母と外出する度に「私は病気で余命が短いので、何かあったら妻のことを宜しくお願いします」と、色んな人に伝えていました。
当時の私は「そんなこと言われても周りの人も困るでしょ・・」と若干引いていましたが、父の体調が徐々に悪くなり 亡くなったあとになって、実は父は とても大事なことをしてくれてたのだと気づきました。
父が亡くなったあと、近所の人たちが「ご主人に頼まれたからね!」と、母の様子を気にかけて頻繁に声をかけてくださったのです。本当にありがたいことでした。
たぶん父本人は、軽い気持ちで言っていたのだと思いますが、父が一言「何かあったらよろしくお願いします」と伝えておいてくれたことが、後になって母の支えになってくれたことは、とても感謝しています。
これをキッカケに、私は子育てにおいても、子供の特性などを周りの人に伝えておく・一声かけておくことは大切だなと学びました。
2.診断名がついたら人に伝えやすくなった
息子が病院で診断名をもらったのは小1の冬でした。
それ以前には 「診断名」はなかったわけですが、それでも親としては「この子は他の子と少し違うな」「何かが違うな」と思う部分は正直ありました。
だけど「診断名がついたら不安だな(怖いな、どう育てたらいいんだろう)」という気持ちや「6~7歳の時点で決めつけないでほしい」という葛藤、また、「まだ自分一人でどうにかできる」という気持ちなどが入り交ざり、なかなか一歩を踏み出せずにいました。
そんな時、たまたま知り合いの方に「うちの息子も通っている病院があるんだけど、●●くんも一度行ってみたほうがいいかもよ?」と言われたのをキッカケに、意を決して病院に行ってみることにしました。
その後、発達検査などを行い、”高機能自閉症の傾向があるでしょう”という診断を頂いたわけですが・・・
(これは私の場合ですが)事前に本を読んである程度予想もしていたので、診断名をもらい「やっぱり!」という気持ちと「ホッ」という安心感がありました。
(その後、「さて、これからどうするかな」という気持ちが湧きましたが(^^;))
結論としては、病院に行って診断名をもらって良かったと思っています。
なぜなら、対処法を考えやすくなったから。
例えば、
ある日突然 ものすごくお腹が痛くなったとき、原因が分からなかったら「これは何の病気かな?癌かな?不治の病??」と不安になりませんか?でも、病院に行って「盲腸ですね」と言われたら、手術は怖いかもしれないけれど原因が分かった安心感がありませんか?
それと似ているなと思っていて、子供の特性も 診断名を言われたほうが、対処がしやすくなるというのはあると思います。(もちろん、すぐに受け入れられないこともあるでしょうし、診断名がついたからといってすぐに問題行動が無くなるわけではありませんが。ましてや「2E」は色々混ざってるのでなおさらムズカシイですが・・・)
発達検査を受けるも受けないも、最終的にはご家庭の考え方などによりますが、我が家の場合は検査を受けて診断名をもらったことで、学校や習い事先・周囲の人にも「うちの子は、こういう特性があります」と伝えやすくなりました。
3.発達の特性は、発信したほうがサポートしてもらいやすい
家族や夫の両親、学校、ママ友など色んな人に子供の特性を伝えるようになったことで、周囲の人が気にかけてくれるようになった気がします。また、何か情報があると教えてもらえるようになりました。
息子の診断名をもらう前は、親のプライド?というか「まだ私一人で頑張れる!」みたいな気持ちがありましたが(今でも多少あります。笑)、いざ診断名をもらい、それを人に伝えてみたら、案外あっけなく(?)受け入れてもらえ、気持ちが少し楽になり、周りの人が応援してくれて、本当にありがたいです。
そうは言っても、住んでいる場所の土地柄や 家族や親戚の理解がある・なしによって、発達検査を受けて診断名を貰ったとしても それを「伝える」「伝えない」は状況によって変わってくると思います。
周囲に協力してくれそうな人や理解してくれそうな人がいたら、その人達には伝えて、一人でもお母さんの心のよりどころを増やしておくことは とても大切だと思います。なぜなら、応援者は一人でも多い方がいいと思うからです。
ただ、もしも「この人には いくら言っても伝わらないだろうな」という人が身近にいるならば、無理して分かってもらおうと思わないというのも選択肢の一つだなと思います。ただでさえ子育てで疲れることが多いのに、分かり合えない人に理解してもらう努力をする時間と労力は、お母さんにとって結構辛いものだと想像するからです。
家族や身近な人に理解してもらえない場合 お母さん自身の負担は多大なものだと思いますが、その場合 地域の子育て支援センターや インターネット(SNS)などを活用すると良いと思います。特にSNSは、リアルでは出会えなくても、似たような境遇の人が自分以外にも存在するんだ!と思えるだけで、気持ちが少し軽くなることがあるからです。
4.まとめ
子供に発達障害がある、ギフテッドの特性がある、その他色々・・・何かしら「人と違う」ことがあるとき。
理想は、一人一人の発達に合わせて過ごせる環境が整っていることです。そんな環境があれば、子供が自分らしく過ごしやすく、本人・周囲の困り感が少なく、発達検査なんて必要ないからです。
でも現実は、なかなかそういう恵まれた環境は まだまだ少ないですよね。
「じゃあどうするか?」
子供本人と親が少しでも楽になれるように(物理的にも精神的にも)味方を増やす。
「どうやって味方を増やすか?」
味方になってくれそうな人に、子供の特性を伝えて、気にかけてもらえるようにする。
最初は勇気が必要だったり、時には伝えたけれど理解してくれない人もいると思います。でも、行動しなければ何も始まらないことも事実です。たとえ失敗しても、「行動したからこそ見えてくるもの」は必ずあると思っています。そして、それがきっと次の何かに繋がると、私は信じています。
いま、毎日必死に子育てをしている皆様が、
1日のうち少しの時間でも笑顔になれる瞬間がありますように。
皆様、毎日本当に子育てお疲れ様です!!
暑いので お身体大切にしてくださいね。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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