発達障害×ギフティッドの2E育児。親子で無理しない子育ての工夫

繊細で個性的な君へ。お母さんはどんな時も絶対に君の味方です。

10歳。次の10年へ向けて「自律と自立」をサポートしたい

今回のテーマは、私が以前からなんとなく考えていた子育ての方針です。

 

ひとつ、ふたつ、など「~つ」が付く一桁代の子供は、まだ親の言う事をわりと素直に聞いてくれる年齢だと思っていて、でも10代に入ると段々親の言う事を聞かなくなるだろうな、そうしたら今までの子育ての方法を変えないといけないだろうな・・・と以前から漠然と思っていました。

 

今年で息子が10歳になり、今まさに「次の10年(成人)に向けて子育て方法を変える時期」に差し掛かってきたので、「今後はこんな風に子育てしようかな~」という私の子育ての方向性(目標)について書いてみたいと思います。

 

※このブログは、フツーの主婦が個人的に考えたことを書いています。ご了承の上、どうか温かい目でお読みください。

※はじめてお読みになる方は、まずこちらをお読みください。

 

【もくじ】

1. 「自律」と「自立」とは・・・

2. 親の言う事を聞かせようとしない(母の目標)

3. サポートはしっかり、でも実行するのは子供自身に。

4. 分かりやすく愛情表現、できた事を褒める、スキンシップ

 

1. 「自律」と「自立」とは・・・

 

そもそも「自律」や「自立」とは、何でしょうか?

 

気になったのでgoo辞書で調べてみたところ、以下のように書かれていました。

 

「自立」:

  1.  他への従属から離れて独り立ちすること。他からの支配や助力を受けずに、存在すること。「精神的に―する」

  2.  支えるものがなく、そのものだけで立っていること。「―式のパネル」

「自律」:

  1. 他からの支配・制約などを受けずに、自分自身で立てた規範に従って行動すること。「―の精神を養う」⇔他律。

  1. カントの道徳哲学で、感性の自然的欲望などに拘束されず、自らの意志によって普遍的道徳法則を立て、これに従うこと。⇔他律。

https://dictionary.goo.ne.jp/

 

簡単に言えば、

「自立」は、自分の力で生きていくことができること。

「自律」は、自分で自分を律することができること。 

でしょうか。

 

これまでは、親や周囲の手厚いサポートの中で育ってきた子供ですが、少しずつ、本人のペースでいいので、次の10年へ向けて「自分で生きていく力」「自分を律する力」を培っていってくれたらいいなと考えています。

 

そのために、いま私が親として出来ることは何か、考えてみたいと思います。

 

 

 

2. 親の言う事を聞かせようとしない(母の目標)

 

これまでも、我が家では わりと子供の意見を聞いてきたつもりでいますが、時間の無いときや余裕の無いときなどは、大人の都合で親の意見を押し通して動いてもらうこともしてきました。(どこのご家庭でも「あるある」だと思いますが

 

もちろん、常に子供の要望を聞けるわけではないし、世の中何でも自分の思い通りになるわけではないので、時には我慢も必要ですが、「不必要な親の押し付け」をしないように、今後は気を付けていきたいな~と思っています。

 

子供が決めてもいい場面、子供自身が決めたほうがいい場面では、子供自身に考えて決断してもらうことを、今まで以上に意識したいと思っています。

 

そうすることで、自分は何が好きで何が嫌いか、何が得意で何が苦手か、そういったことの自己理解が進むのではないかと思います。また、「自分で決めていいんだ」「自分で決められた」という自信に繋がってくれれば、親としては嬉しいです。

 

その第一歩として?先日、こんなことがありました。

息子の1/2成人式の写真を撮りに写真館に行った時のことです。スタイリストの方に普段とは違う髪型にセットされた息子を見て、私は一瞬違和感があったのですが、本人に「これでいい?」と聞いたら「凄くいいじゃん!」と息子は気にいっていたようなので、そのまま撮影してもらうことにしました。

今までだったら「いつもの髪型で」と先に私が言っていたかもしれませんが、本人が気にいっているなら意見を尊重しようと、グッと言葉を飲みこみました。小さなことですが、私も少しずつ自分のペースで、”見守れる母”に成長していきたいと思います。

 

 

3. サポートはしっかり、でも実行するのは子供自身に。

 

自立と自律に向けて、我が家ではお手伝いや本人が「やってみたい」と言ったことは、できるだけ挑戦させるように心がけています。

 

そうは言っても、上手くできなかったり、やり方が分からなかったりで途中で挫折しそうになることも度々・・。

 

そんな時、我が家では親(私)が盛大にサポートをします。あくまでもサポートなので、考えるヒントは出してもアイデアを出すのは子供、途中まで手伝うけれど最後は子供が行ったりして、「自分でやれた!」「できた!」という達成感が残るようにしています。

 

親がどの程度サポートするかは、親御さんの考え方やお子さんに対して使える時間にもよると思いますが、私は割りと手伝う(性格的に手伝ってしまう)親だと思っています。(良いか悪いかは別として)

 

何でも一人で出来る子ならいいのですが、苦手がある子の場合、多少大人が手伝ってでも小さな成功体験(達成感)を沢山感じさせてあげることが大事かなと考えていたので、そうしてきました。

 

それでも、本人が一人で出来そうなことは横で見守りながら一度は挑戦させ、1回で出来なくても、急がず、焦らず、諦めず、一歩ずつ前に進めたらいいのかなと思います。

 

例えば息子の場合、握力が弱いのでペットボトルの蓋が開かなかったりするのですが、途中まで手伝ってあげて最後を開けさせるとか、捻り方のコツを教えるなどして、最近は自分で開けられるようになりました。

同世代の子と比較せず、比べるなら「過去の子供」と「今の子供」を比べて、何か少しでも成長があれば、そのことを喜べらたいいですね。

 

自律と自立も、人との比較ではなく、我が子のペースで進めていきたいと思っています。

 

 

4. 分かりやすく愛情表現、できた事を褒める、スキンシップ

 

実は最近、反抗期なのか子供が荒れてた時期がありました。困ったな~どうしようかな~と思い、過去の手帳を読み返していたら、こんなメモが書かれていました。(昔の手帳には色んなメモが残っていて、時々見返すと面白いんです)

 

子供が荒れた時の対処法:

①分かりやすく愛情表現をする

②できたことを褒める

③スキンシップ

 

↑いつ書いたのか記憶がないのですが(笑)、物は試しで実行してみることにしました。

夜寝る前に「ウチの子に生まれてきてくれてありがとう」と分かりやすく愛情表現をしてみたり、トイレの電気を消したら「ありがとう!」と笑顔で言い、なにげなくハグをしてみたり etc...

すると、あ~らビックリ、1週間近く反抗的な態度を示していた息子が、急に友好的な息子に変身してくれたのです。

息子の荒れを見て私自身も毎日イライラすることが多かったのですが、こちらが意識して言動を変えたことで、子供も安心したのかな?と思いました。

 

今回は上手く行きましたが、もちろん上手く行かない日もあると思います。でも、それもまた良し、なのだと思います。私も日々、成功と失敗を繰り返していますが(笑)1ミリずつでも前に進めていれば花丸💮だと思っています(^^)

失敗してもいいから行動を起こしていることがスゴイ!と思うのです。(3歩あるいて2歩下がっても、1歩は前に進めているので上出来です!)

 

失敗してもいいから、親が試行錯誤しながら前に進んでいる姿を子供に見せることもまた、今後は大事なんじゃないかなと感じています。

 

息子は10代に入り、これから心も体も大きく成長をしていきます。本人がその変化を嬉しいと思う時もあれば、きっと不安やイライラしてしまう時もあると思います。

そんなとき、「失敗しても挑戦してる大人(親)」を見たり、「見守っている大人がここにいるよ」ということが分かっているだけで、きっと少し子供は安心できるんじゃないかなぁと思います。(あくまでも私の個人的な考えですが)

 

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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