発達障害×ギフティッドの2E育児。親子で無理しない子育ての工夫

繊細で個性的な君へ。お母さんはどんな時も絶対に君の味方です。

運動が出来なくても大丈夫!親子で「ゆるスポーツ」

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夏休み。

 

家でパソコンをいじっているのが好きな息子と、スポーツが苦手な母でも出来る運動って何かないかな~と考えていたら、良い本と出会いました!

 

『マイノリティデザイン』(澤田智洋 著)

※「ゆるスポーツ」については第3章に書かれています。 

 

今回は、我が家でやってみた「ゆるスポーツ」的なものをご紹介します。

これが結構楽しいです!

 

※このブログは、フツーの主婦が個人的に考えたことを書いています。ご了承の上、どうか温かい目でお読みください。

※はじめてお読みになる方は、まずこちらをお読みください。

【もくじ】
  1. 「ゆるスポーツ」とは?
  2.  息子が考えた「ゆるスポーツ」
  3.  まとめ

 

1. 「ゆるスポーツ」とは?

 

「ゆるスポーツ」という言葉、ご存じですか?

 

「ゆるスポーツ」とは、コピーライター兼世界ゆるスポーツ協会代表理事をされている澤田智洋さんが創り出したもので、運動音痴やスポーツ弱者(通常のスポーツに対して苦手意識を持っている人や障害を持っている人)でも楽しんでできるようにと生み出されたスポーツのことです。

 

スポーツが苦手な人でも楽しめるように

①勝ったら嬉しい。負けても楽しい。

②共有したくなること

③笑えること。

の3つの法則のもとに、「ハンドソープボール」「イモムシラグビー」「ハンぎょボール」など面白い名前のスポーツを沢山作られているようです。(名前を聞いただけでもやってみたい・・・)

 

詳しくはこちらから。↓↓↓

yurusports.com

 

 

2. 息子が考えた「ゆるスポーツ」

 

「ゆるスポーツ」の考え方に賛同した私は、家でも何かできないかな~と思っていたら、「ゆるスポーツ」のことを全く知らない息子が、面白い遊びを思いつきました。

 

『グミ食い競争』

パン食い競争のグミ版・・のようなものです。

(3人でできます。一人は審判、2人が対戦。)

 

まず、スタート地点とゴール地点を決めたら、部屋中にビニール紐を張り巡らし(よく映画で泥棒がダイヤモンドを盗むとき、部屋中が赤外線レーザーで守られている、あんな感じです。ビニールテープを、あのレーザーのように部屋中に貼り付けます。うちでは普通の白い紐でやりましたが、赤いビニール紐なら赤外線レーザーっぽくて良いかもしれません。後片付けは面倒です。(笑))

 

次に、張り巡らせたビニール紐に、ラップに包んだグミをランダムにテープなどでくっつけていきます。グミの数は6個以上。(グミじゃなくてもいいです。また、ラップじゃなくても大丈夫です。)これで準備完了。

 

ルール:

審判の「よーいどん!」でスタート。対戦する2人は、紐に体が触れないように気を付けながらゴール目指して進みます。飛び越えたり、ほふく前進OK。(体に触れていないか、審判がチェック)

ただし、ゴールするまでに、ランダムに貼られたグミを一人3個ゲットして食べなければなりません。グミを取る時、食べる時は手を使ってOKです。

※ゲットするグミ(お菓子)の数は1人1個や2個に変えてもOKです。食べながら進むのではなく、ゴールしてから食べるのでも良いと思います。

 

ものすごく適当な絵で大変恐縮ですが、言葉だけでは分かりにくいと思ったので、絵に描いてみました。↓↓↓

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ビニール紐に触れないようにするのが結構大変です。

また、グミを開けるのに手間取ったり、最後までどっちが勝つか分かりません。

泥棒気分(?)で面白く、終始笑いながらの戦いでした。

 

 

他にも、ゆるスポーツと言えるか分かりませんが、『2階で借り物競争』というのも考えてくれました。

 

これは2人でもやれます。

2階で相手に借りてきてほしいもの(目覚まし時計や枕など何でもいい)のヒントをお互いに文字やイラストで紙に描きます。(←ダジャレやクイズ形式にすると難しくなり、面白い)

ヒントを書き終わったら、紙は階段に裏返しておいておきます。「グミ食い競争」同様に、1階でスタート地点を決め「よーいどん!」でスタート。

家具にぶつからないように1階の部屋を一周してから、階段の所で先ほどのヒントの紙を見て解読し、正解が分かったら2階に上がり借り物を探します。

そのものが正解かどうか相手に聞いて、先に正解したほうが勝ちです。

 

※実家に行ったときに思いついたので1階と2階でやっていますが、マンションなどワンフロアーの家でも借り物部屋を決めておくことで、出来ます。

(文章が多くて、説明が分かりにくかったらごめんなさい。やってみようと思う方は、適当にアレンジして下さいね。)

 

 

3. まとめ

 

澤田さんの本『マイノリティデザイン』を読んでいて面白いなと思ったのは、今まで体育を苦手な自分が悪いと思っていたけれど、実は体育のほうが難しすぎるのかも、という発想の転換です。

 

確かに、日本の学校の体育って、身体能力に関わらず皆同じことを要求されますし、選択肢もなく、「やらなきゃいけない感」がありますよね。

 

でも本来スポーツ(運動)の目的って、心と体を健康に維持するために必要なものだから運動をしているはず。

 

だとしたら、個人的には「体を動かすのって楽しい!」と、どんな子も楽しめる「ゆるスポーツ」を学校の体育の授業の一部に取り入れたら、もしかしてスポーツ嫌いの子が少し減るのでは?と思ったりします。

 

 息子は現在、ホームスクーリング中心で体育の授業を受けることはないので、時々家で一緒にできる「ゆるスポーツ」を考えて、体を動かせたらいいのかなと思います。

 

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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