発達障害×ギフティッドの2E育児。親子で無理しない子育ての工夫

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子供が荒れ気味の時の対処法。調子が悪い時は初心に返る!

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毎年、運動会の前あたりから徐々に荒れやすくなる我が家の息子。

 

今年も例年通り、5月頭から些細なことで怒りやすくなり、運動会が終わった6月中旬まで尾を引いていました。

 

そんな子供の「荒れまくり絶不調期」を乗り切る、私なりの対処法をご紹介します。

 

※このブログは、フツーの主婦が個人的に考えたことを書いています。ご了承の上、どうか温かい目でお読みください。

※はじめてお読みになる方は、まずこちらをお読みください。

【もくじ】
  1. 運動会前はどんな子も荒れやすい
  2. 勉強をしたくない時は思い切ってやらない!
  3. 「今やりたいこと」に熱中させて回復を待つ
  4. お母さんも人間です。限界を感じたら助けを求める
  5. まとめ(子供の生きる力を信じる)

 

1. 運動会前はどんな子も荒れやすい

息子が通っている病院の先生に「子供が最近荒れ気味なんです」と相談したら、「運動会前は、どんな子でも練習やいつもと違う雰囲気を察して荒れやすくなりますよ」と言われました。

 

確かに。息子も幼稚園の頃、運動会の練習が始まると「幼稚園行きたくないー」と言ったり、練習があった日は疲れて機嫌が悪かったりしました。

 

小学校に入ってからは、練習には参加しないものの、「もうすぐ運動会がある」という学校の先生や親のソワソワしたオーラを感じ取るのか、本人もなんだか落ち着かない様子が見られます。

 

対処法:

 

運動会の時期に荒れるのは仕方ない!」と割り切ることにしています。(笑)

 

期間限定なので、基本的には「運動会が終わって暫くすれば本人も落ち着く!」と信じて待つしかないと思っています。

 

そうは言っても、子供のイライラの矛先はこちら(親)に向かってくると思うので、親は自分自身のケアをしっかりしてくださいね。

 

親が落ち着いていると、きっと子供も必要以上に荒れないと思います。(私には、これが課題なのですが・・・)

 

私の場合、夜な夜なAmazon Prime Videoを観るとか、イヤホン(爆音)で好きな音楽を聴くとか、ママ友と話す、日記を書くなどして発散しています。

 

 

2. 勉強をしたくない時は思い切ってやらない!

運動会のことでイライラすると、今まで上手く回っていた他のことにも影響が出てきます。

 

例えば、勉強。

我が家の場合、学校代わりに行っている自宅での勉強が手につかなくなります。

 

母: 「今日の分 やろうかー」

息子:「うん・・・」

ー1分後ー

息子:「あ~!もうヤダ。やらない!!」

   (紙をぐちゃぐちゃ)

母: (はぁ・・)思わずため息。

 

こうなったら、これ以上勉強はムリです。

 

対処法:

 

いつもなら、持ち前の好奇心で楽しそうに机に向かう子が、拒絶モードに入って1分と持たない時は、これ以上やっても何も頭に入らないと判断します。

 

こんな時、私は「勉強は今日しなくていいよー」と言います。

 

学校の宿題などがある場合も、「宿題出てるんだけど、どうする?やる?」と聞きます。

 

本人が「やる」と言ったら、「一緒にやる?一人でやる?」と聞いて、対応します。

 

「やらない」と言ったら、「そっかぁ、じゃあ またやりたくなったら言ってね」と声をかけています。

 

そうやって少し自由にさせてあげると、本人も宿題をやったほうがいいと思えば、夜になって「宿題やろっかな」と言ってやる時もあります。やらない時もありますが、2~3日したら、気が変わって「そういえば宿題あったな。やろうかな」と言ってやる時もあります。それでもやらなければ・・・諦めも必要です。(笑)

 

 

3. 「今やりたいこと」に熱中させて回復を待つ

「学校に行かないし、家で勉強もしないなら一体何をさせればいいの!?」と思ったお母さんへ。

 

対処法:

 

ずばり。

 

本人が今やりたいことです。

 

我が家の場合、今までは 本人が学ぶことが好きだったので勉強(いわゆる紙ベースの学校で習う勉強)を結構させてきました。

 

でも、今回の運動会前からの荒れで、勉強(学校で学ぶ内容)を毎日することが本人にとって苦になってきたのかもしれないと感じた時に、一旦全てやめてみたらどうなるだろう?と思い、実行してみることにしました。

 

「じゃあ日中、家で何して過ごすの?」

 

それは子供がやりたいことです。

 

例えば息子の場合、実家の庭でダンゴムシやナメクジを探すことが好きなので、思う存分庭で遊ばせることにしました。

それから、実験。最近は水の「硬水・軟水」の違いが気になるようなので、コンビニで2種類の水を買い、飲み比べをしてみました。

そして、もちろん大好きなゲームも沢山やっています。

 

そうやって、好きなことをして心のパワーを充電してあげると、きっとまた、他のことをやるエネルギーが生まれてくると思います。

 

実際、1週間くらい本当に何も言わずに好きにさせていたら、息子の荒れが徐々に落ち着いてきました。

また、夜になって「なんだか勉強のやる気スイッチが入ったみたい」と言い出し、突然勉強を始めたこともあります。(その後、夜中まで2時間近く付き合いました)

 

 

4. お母さんも人間です。限界を感じたら助けを求める

私自身、困りごとがあっても限界まで耐えてしまうタイプなので、これは ブログを見てくださっている頑張り屋のお母さんと、私自身へのメッセージとして書いておこうと思います。

 

なんらかの理由で子どもが荒れると、大体の場合、その矛先は母親に向けられると思います。

 

それが毎日、日に数回起きると、どんなに寛容なお母さんでもイライラしたり落ち込んだり、心が不安定になると思います。

 

対処法:

そんな時、私はよく日記に書いて自分の気持ちを整理するのですが、それだけでは間に合わない場合があります。

 

そういう場合には、学校のスクールカウンセラー、通級の先生、担任の先生、病院など、どこでもいいので「毎日子育て大変です!助けてください!」アピールをしてみて下さい。

 

私は、最近になってようやく人に助けてアピールが出来るようになってきました。

 

月1で通っているスクールカウンセラーの先生以外にも、息子が通っている病院の先生に「最近荒れが凄くて、親のほうのカウンセリングありませんか?」と聞いたら、「ありますよ」と言われ、紹介してもらうことができました。

 

実は、同じ病院でも、以前違う先生に上記の質問をした時には「うちの病院は親のカウンセリングはないです」と言われていました。先生によって知ってる・知らないがあるようです。

 

質問してみて、もし「知りません」と言われても何も失うものはないので、ダメ元で聞いてみるのは大切かもしれません。

 

 

5. まとめ(子供の生きる力を信じる)

子供が不登校だったり、発達に特性がある子を育てていると、普段なにもない時でも、「これをさせないと」「あれをしたほうがいいかな」など、あれこれ考え、手出し、口出しすることが多いと思います。

 

自慢にはなりませんが、私はまさにそんなお母さんの一人で、「ここまでの勉強はさせておいたほうがいいかな」「よそで困らないように、これはしておいた方がいいかな」など、あれこれ考えてしまいます。

 

でもきっと本当は、それらの心配事は「ただの心配事」でしかなく、それらをしなくても 子供は子供なりに学び、自分なりに生きていくのではないかと思います。

 

今回 運動会前からの荒れをキッカケに、今までのやり方を見直すことにしました。息子が本来持っている「生きる力」を信じて、新しいやり方を試みることにしました。

 

息子が産まれた時「元気に生きててくれれば十分」と思った初心に返り、新しいやり方を考えました。

 

いま私が親としてやったほうがいいことは、学校の勉強を教えることよりも(もちろんそれも大事ですが)「どんな時に息子が笑顔になるか」「何をしているときに息子がワクワクしているか」を、よーく観察することなのかなと思いました。

 

きっと、その息子のワクワク・笑顔の中に、生きる力の源や、将来彼がやりたいことを探すヒントが隠されているのではないかと思います。

 

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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