発達障害×ギフティッドの2E育児。親子で無理しない子育ての工夫

繊細で個性的な君へ。お母さんはどんな時も絶対に君の味方です。

HSPの母親が発達障害の子を育てる時の注意点。子供の感情に引きずられがちになる

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我が家の息子はどちらかと言うと繊細タイプで(かなり大胆な部分もありますが(笑))その親である私も、同じく繊細です。

 

しかし、その原因は違います。

 

息子はASDの特性がありますが、おそらく私はHSPの気質があります。

 

※このブログは、フツーの主婦が個人的に考えたことを書いています。ご了承の上、どうか温かい目でお読みください。

※はじめてお読みになる方は、まずこちらをお読みください。

【もくじ】
  1. HSPって何?
  2. HSPの親の長所と短所
  3. 我が家のケース
  4. まとめ

 

1. HSPって何?

そもそも私が自分の事をHSPではないかと思ったキッカケは、息子の発達について気になり、色んな本を読み漁っていた時でした。

 

たまたま本屋で、『HSCの子育てハッピーアドバイス』(明橋大二・著)を手にとり、息子に当てはまるかもと思って購入しました。ところが、本を読み進めていくうちに、息子よりも昔の自分と重なり、「これ、私のことだ!」と確信しました。

 

HSPとは"Highly Sensitive Person"の略で、世界中どの国にも人口の5人に1人の割合でいます。日本語では人いちばい敏感な人とか繊細さんと呼ばれています。

 

HSPは、人間だけでなく動物にも同じくらいの確率で存在し、大多数の人が気づかないような小さなことにも自然と気づいたり、他人の気分に影響されやすかったり、危険察知能力が高いのが主な特徴です。(※症状は人によって様々なので、一概にコレ!とは言えませんが、上記は一例です。)

 

特に、HSPの危険察知能力は、生命が生き残っていくためには大事な能力だったようです。

 

しかし現代社会では、そこまで危険察知能力は必要とされないし、情報過多の現代では、細かい情報までキャッチしてしまうHSPの人は、疲れることが多いようです。

 

 

2. HSPの親の長所と短所

そうは言っても、HSPは短所ばかりではありません!

 

多くのHSPの人同様、私も一度に沢山の情報をキャッチするタイプのようで疲れることも多いのですが、子育てに関してHSPで良かったと思う点もあります。

 

自分がHSPで良かったと思うこと:

●子供の気持ちを察することができる

●考える事が好きなので、子育ての情報取集が苦ではない

●相手の気持ちを考えるのが得意(?)なので人と仲良くなりやすい

●用心深いので忘れ物対策、事前チェックはバッチリ

●片付けが得意

 

一方で、子育てにおいてHSPが短所だな~と思う点もあります。

 

HSPの弱点だと思うこと:

●子供の感情に左右されやすい

●自分よりも子供を優先しがちなので、ストレスをためやすい

 

 

3. 我が家のケース

小さい頃から現在まで、基本的に息子の意思・ペースを尊重しながら生活をしています。(※何でも好き勝手にさせているわけではありません。)

 

幼稚園時代の記事にも書きましたが、他の子が参加できることでも、息子にとってハードルが高いと思えば、本人と相談して参加しないこともありました。

 

これに賛同するかしないかは、もちろん賛否両論あると思いますが、HSPだったから、息子の気持ちに寄り添うことが苦ではなかったし、それによって信頼関係を深めていくことができたかなとは思っています。

 

しかし最近、HSPであることの弱点を感じることもあります。

 

中でも一番の弱点は、子供の感情に左右されやすいことです。

 

子供が目の前でパニックになったり癇癪を起すと、子供の感情を敏感にキャッチしてしまうので、こちらの感情も乱れそうになります。そんな時は、まず自分自身を落ち着かせる工夫をします。

 

過去記事はこちら↓↓↓

asdchild.hatenablog.com

 

そして。

それでもダメなら・・・私も大爆発します。(笑)

(できれば避けたいけれど・・・無理なこともありますよね)

 

 

4. まとめ

『HSPと発達障害 空気を読みすぎる人 空気が読めない人』(高田明和 著)の中に興味深いことが書かれていました。

 

HSPと発達障害は似たような症状が出ることがあるが、その原因は違うものであるというのです。

 

発達障害は、「脳の機能」にその原因がありHSPでは原因はあくまで「外部刺激」によるものなんだそうです。

 

 

息子が不登校になる前は、日中に自由な時間があったので、その間に家事や自分のやりたい事をやり、私のなかで、HSPの長所と短所のバランスが取れていたと思います。

 

しかし現在、ホームスクーリングをメインで活動している我が家では、一人時間をなかなか取れないからか、HSPの弱点が強く出ている気がします(子供の問題ではなく、私自身の問題)

 

◎子供の感情に引きずられない

◎自分のやりたいこともしっかりやる

 

これらのことが出来るようになったら、また記事を書きたいと思います!

(乞うご期待!)

 

 

 

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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