お母さんの心が穏やかであるために、私がやっている気分転換の方法
発達に特性がある子を育てていると、育児書通りにならないことへの不安や焦りで、お母さんの心が不安定になる機会が多いと思います。
それに加えて、我が子からの暴言・暴力にイライラして怒ったり(時に怒鳴ったり)毎日心がジェットコースター並みにアップダウンすることもあるのではないでしょうか。(私はあります!笑)
本人も好きで暴言を言ってるわけではないこと、やめたいけど止められないことは重々承知ですが、お母さんも一人の不完全な人間です。やっぱり気分にムラがでますよね。
今回は、私がやってみて効果があった気分転換の方法を載せてみようと思います。
お母さんの性格・タイプによって全く役に立たないものもあると思いますが、もし使えそうなものがあれば試してみてくださいね。
※このブログは、フツーの主婦が個人的に考えたことを書いています。ご了承の上、どうか温かい目でお読みください。
※はじめてお読みになる方は、まずこちらをお読みください。
- 掃除をする
- 好きな本を読む
- 別室へ移動
- 日記を書く
- 継続的に相談できる場所を見つける
- 一人で喫茶店に行く
- 一人カラオケ
- 一人映画
- まとめ
1. 掃除をする
子供とケンカをしたとき、言わなくてもいいことまで言ってしまう前に別の行動に意識を向けると案外落ち着けます。
私の場合、水回りや床の掃除を時間を決めてすることで、イライラした心が徐々に穏やかになれます。ウツの人の心のケアにトイレ掃除が効果ありという記事を以前何かで読んだことがありますが、掃除をして家がピカピカになることで、心のモヤモヤも晴れるのかもしれませんね。
2. 好きな本を読む
こちらも、子供に対してイライラした時すぐにできる気分転換です。好きな本を読むと その間は本に気持ちが集中するので少しの間イライラを忘れられます。
私が最近好きで読むのが垣谷美雨さんの小説です。世間の「あるある」を的確、且つユーモラスに書かれているので思わず一気読みしてしまいます。
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どちらも面白くて、一気読みしました!
3. 別室へ移動
子供と言い合いになった時に、これ以上相手をするとヒートアップすると思ったら「お母さんは15分くらい向こうの部屋に行くから何かあったら呼んでね💛」と穏やかに言って移動しています。(穏やかじゃない時もありますが。笑)
別名「タイムアウト」と言われているものですが、お互いに顔を見なければイライラが落ち着くので、我が家では結構使っています。(現在は息子も「お母さん、あっち行ってていいよ」と言うので実行できていますが、幼稚園の頃は私が別室に行くと追いかけてきたので、そういう時は 掃除をしたり本を読むことで心を落ち着けていました。または夫など別の人に見ててもらって別室へ。)
4. 日記を書く
こちらは一人時間にやっている事です。私は昔から書くことが好きで、今でも自分の気持ちを整理するために時々日記を書いています。
日記は自分しか読まない前提なので何でも書けます。(ただし、ネガティブなことばかりだと後で読み返した時に暗い気持ちになるので、最後は必ずポジティブに終わるように意識しています。)
ついでに子供の行動記録を書いておくと、どういう時に癇癪が起きるか知るキッカケになります。また子供の発言に対して自分がどういう行動を取ったのかまで書いておくと、今後の対応策を考える時に役に立ったりします。
日記の良いところは、過去の自分に今の自分が励まされることだと思います。昔の日記を読み返し「あの時の私はこんな風に頑張っていたんだな!」と思えると、パワーを貰えます。
5. 継続的に相談できる場所を見つける
息子が幼稚園の時も、子育てについて地域の相談窓口や療育に何度か行ったことがありました。
しかし 子供が楽しくなさそうだったり、私のテンションが下がるようなことばかり言われると所だったりと、正直どこもイマイチで、基本的には家庭内で対応してきました。
「私が頑張ればきっと大丈夫、どうにかなる、まだ一人でも頑張れる。」と思っていたので、色々な本を読んで子育てについて勉強したり、困ったときには実家の母に相談していました。
ところが、親だけでなく本人も困りごとを抱えるようになった時点で、継続的に話を聞いてもらえる場所を探しました。具体的には学校のスクールカウンセラーや病院の先生、同じような特性を持つ子のお母さんなどです。
我が子の状況を継続して知っていてくれる人や場所があることで、肩の荷が少し軽くなります。
特に、同じ特性を持つ子供を育てているお母さんの話は、共感する部分がいくつもあり、役立つ情報を教えてもらえることが多いです。
6. 一人で喫茶店に行く
最近1時間くらいなら一人で留守番が出来るようになった息子。そのため、スーパーで買い物をした後に15分でも時間があれば、出来るだけ喫茶店に入りコーヒーを飲むようにしています。
現在 息子は不登校(別名:ホームスクーリングだと私は思っています)なので、家でずっと一緒にいると正直お互いに煮詰まることもあり、些細なことで言い合いになることもあります。
なので「自由な私」を味わうために、そして息子にも口うるさいお母さんがいない一人時間を作ってあげるために、少しでもいいから一人時間を確保するようにしています。
特に一人喫茶店で「外でコーヒーを飲む時間がある優雅な私」を無理にでも作り出すことで、心に余裕が出てくるので、今の私には必須です。
7. 一人カラオケ
最近はコロナの影響で行けていませんが、少し前までは時々一人カラオケをしていました。なぜなら、私の中では「ストレス発散度 第1位」だからです。大声で歌を歌った後は、まるで運動後のように爽快な気分になれます。30分あれば行けるので、また落ち着いたら行きたいと思っています。
8. 一人映画
家族が息子の面倒を見てくれるチャンスがあった時に行っています。
息子が幼稚園の頃は、朝9時に幼稚園に送ったあとダッシュで駅へ向かい、朝一の映画を観に行ったりしていました。巨大スクリーンでの映画鑑賞は非日常を味わえ、お母さんではない「私」を取り戻すための大事な時間です。
9. まとめ
以前、息子のHSC(人一倍敏感な子)を疑ったときに読んだ本 "the highly sensitive child"(Elaine N Aron,Ph.D.) に、とても良いことが書いてありました。これはHSP(人一倍敏感な人)である親に向けて書いてあったメッセージですが、「親が最優先するべき事は、親自身の安定(冷静さ)を保つこと」だと書かれていました。(※翻訳のプロではないので訳が違ったらごめんなさい。大まかな内容は合っていると思います。)
親自身が冷静さを保つこと。それはまるで飛行機の酸素マスクと似ていて、トラブルが起きた時に親が先に酸素マスクをつけて息ができる状態にしないと、子供を助けるどころではなくなる。
だから、まず(HSPの)親は、自分が「冷静」「幸せ」「健康」でいるためのメンテナンス(手入れ)をしましょう。そうやって親の心が安定した状態で子育てをしていると、結果的に子供の心も安定するというような内容が書かれていました。
これはHSPの親に限らず、きっと全てのお母さん達にも同じことが言えるのではないでしょうか。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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