発達障害×ギフティッドの2E育児。親子で無理しない子育ての工夫

繊細で個性的な君へ。お母さんはどんな時も絶対に君の味方です。

幼稚園1年目は「場慣れ」メインで親子で無理をしない

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3回シリーズで、幼稚園の頃の出来事を書きたいと思います。

まずは年少から。

 

幼稚園入園=初めての集団生活。母子ともに色々と不安はありました。

でも、1年目の最大の目標は「幼稚園という場所に慣れること」だと思っていたので、親子で無理のない園生活をスタートしました。

 

※このブログは、フツーの主婦が個人的に考えたことを書いています。ご了承の上、どうか温かい目でお読みください。

※はじめてお読みになる方は、まずこちらをお読みください。

【もくじ】
  1. 朝は一番に到着。門の前で20分待つのが心の安定に
  2. イベントは参加できるものを取捨選択
  3. 友達からのお誘いは本人の意思を確認してから
  4. 離れている間 お母さんは自分の時間を楽しむ
  5. たまには自主休校もアリです
  6. まとめ

 

 

1. 朝は一番に到着。門の前で20分待つのが心の安定に

息子は当時 人がいるところに入って行くことが苦手な傾向があったので、幼稚園には一番に着くように通っていました。最初は門が開く5分前くらいに行っていたのですが、徐々に早くなり 最終的には15~20分前には門に着き、暑い日も寒い日も ひたすら門が開くのを待っていました(笑)。

 

入園当初は 幼稚園に行くこと自体がやっとだったので、独自に出席ノートを作っていました。登園したらシールを1つ貼る。それが10個たまったらプチご褒美をゲットできる仕組みでした。

 

また、毎朝 幼稚園まで到着したらお菓子(チョコ1個やグミなど)をこっそり食べて元気パワーを充電してから門をくぐっていました。(一番に到着して誰もいなかったので これが出来ました)

当時、朝からお菓子食べさせて虫歯にならないかな・・など考えたこともありましたが、お菓子一つで本人が登園する勇気を貰えるのであれば(後でしっかり磨けば)大したことないと思い実行していました。(やってみようと思う方、虫歯になっても責任は負いかねますのでお願い致します。m(- -)m)

 

この1番登園は年長まで3年間続き、それを見ていて下さった園長先生から「君の爪の垢を煎じて他の子にも飲ませたい」と言っていただいたことがあります。息子も私も、ちゃんと見ていてくれる人がいるんだと、心が温かくなりました。

 

 

2. イベントは参加できるものを取捨選択

息子が通っていた幼稚園は、年間を通してイベントが盛り沢山でした。親同士の関わりも多くて 結果的にはとても充実した3年間を送ることができたのですが、入園したばかりの息子にとっては「初めてのこと」が盛り沢山で、慣れるまで なかなか大変でした。

 

幼稚園の中で行われるイベントは 預けてしまえばどうにかなるし、親が同伴のものでも 園内で行われるイベントなら まだ何とかなるのですが、園外(遠足など)のイベントは 当時の息子にはハードルが高すぎました。

 

なので、そういう場合は 事前に息子にどんなことをするか説明をして、その後 行きたいかどうかを聞き、乗り気でない場合は休ませていました。(今だから言えますが。(笑))

 

私の場合 イベントに参加する際には、いつも母子両方の負担を考えます。本人がその場に行ったとして 周囲に合わせられると思うか(もしくは 大人しくその場にいられるか)、また 私一人で集合場所に連れて行き、イベントに参加し、連れて帰るだけの気力と体力が自分にあるかをイメージします。(私は体が弱いので特に)

その結果、母子ともに無理がありそうであれば 適当な理由をつけてお休みしていました

 

※年少のときは参加できなかった遠足も、年中・年長では参加できました。慣れれば出来ることも増えてくるので、本人の不安が強いときに無理強いしなくて良かったと思っています

 

 

3. 友達からのお誘いは本人の意思を確認してから

息子が幼稚園の頃 仲良しのお母さん方が数名いて、有難いことに 時々「一緒に〇〇に行かない?」とお誘いがありました。

うちでは、本人に遊びのお誘いが来たら まず私の予定と気力・体力の確認をしてから 必ず本人にも行きたいかどうかの意思確認をし、それから返事をお伝えします。

私一人で決めてしまうと、本人が乗り気でないものの場合 ドタキャンや不機嫌の原因になりかねないので、必ず本人の意向も聞きます。

 

そうすれば、本人が途中でイヤになっても 自分で行こうと決めたことなので ある程度前向きに頑張ってくれるので、この方法は我が家の場合、安全策なのでした。(それでも途中で帰ることもありましたが、まぁそれは想定内です。(笑) 参加しただけでも偉いと思います。)

 

 

4. 離れている間 お母さんは自分の時間を楽しむ

幼稚園が始まってすぐの頃は、2時間ちょっとの保育時間でしたが 離れている間も なんとなく自分の心がソワソワしていました。でも、だんだん「自分の時間を楽しんでおかないと もったいない!」と思うようになりました。

そうなのです!あっという間に自由時間は終わってしまうのです!

 

そう気づいた私は、その後 少しずつ、一人喫茶店、ママ友とおしゃべり、裁縫、買い物、勉強、一人カラオケ、一人映画 などなど・・・色々なことを楽しめるようになりました。

 

子供と離れている時間が持てたら、その時間は ぜひ自分を充電する時間に充てて下さいね☆彡 そうすることで、子供と再会するときに 笑顔で会う事ができると思います。

 

 

5. たまには自主休校もアリです

入園して本当に間もない頃、朝 幼稚園に向かって歩いている途中、急に息子が「今日はやっぱり幼稚園行かない」と言いだし 回れ右して帰ってきたことがあります。

その後も、前日にちょっとイヤなことがあった次の日は「今日は行きたくない」と言う時がありました。

 

よーく様子を見て、頑張って行けそうなら行かせていましたが、今日は無理っぽいなと思ったときは潔く「じゃあ今日は休んでパワーチャージして、明日は行ってみようか」と声掛けしていました。実際、そうすると心が満たされるのか、次の日は登園できることが多かったです。

 

「休み癖ができるから、うちは病気以外は休ませない」というお母さんもいらっしゃいましたが、(その気持ちもよーく分かります)息子の場合、本人が納得しないと暴れて拒否をするタイプだったので どう考えても無理でした。ピチピチ跳ねる活きの良い魚のように嫌がる息子を幼稚園まで連れていくのは至難の業。体力的にも精神的にも私には無理だなと、その作戦は早々に諦めていました(笑)。

 

お母さんが、自分と子供に合った方法で解決策を見つけていくほうが良いと、私は思っています。 

 

6. まとめ

入園して最初の年は、親も子も どんなことが起きるのか分からないので不安やドキドキが入り混じった1年でした。

 

そんな中で、どうやったら息子が少しでも楽しんで、もしくは安心して通えるか 作戦を立てつつ毎日をなんとか乗り切っていました。

 

きっと初めての集団生活は、ASDなどの特性を持つお子さん自身はもちろん、お母さん方にとっても大変な一年だと思います。

 

私も まだ子育て7年生ですが、子育ては これから先もずーっと続くので、他の人と同じようにやろうと意気込むと どこかで息切れしてしまうと思います。(実際、私も頑張りすぎて すでに何度も息切れした経験者です(笑))

 

「他の子は他の子、うちの子はうちの子」と、自分に都合よく解釈をして(笑)お母さんのモチベーションの下げないようにしつつ、我が子の特性に合った、無理のない環境を与えてあげることが 母子ともに安心して過ごせるのではないかと思います。

 

《関連本》

 日常生活の中で自然に数字や文字に触れる方法が書かれています。

子供のタイプにもよるので、出来そうなものだけ取り入れてみるのもアリだと思います。

 

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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